CHEMICAL ARCHIVES & REVIEWS

シロアリ駆除・害虫防除薬剤
性能データベース

プロ仕様から市販品まで、成分と効果を専門家が徹底解剖

ドラッグストアの殺虫剤から、認定実務家のみが扱うプロ専用薬剤までを網羅。
「今、目の前の虫を殺す」ことと「住まいから根絶する」ことの違いを、科学的視点で明らかにします。

KNOWLEDGE BASE

プロ用薬剤と市販品(DIY)の決定的な違い

  • 🛡️
    安全性と低臭性マイクロカプセル化技術により、居住者やペットへの安全性を確保しつつ、極めて高い無臭性を実現しています。
  • [Image of Microcapsule technology for pest control]
  • 🐜
    ドミノ効果(伝播性)あえて即死させず、薬剤を巣へ持ち帰らせることで、目に見えないコロニーごと根絶する設計です。
  • 持続期間と保証専門家による適切な施工を前提に、一般的に5年間の長期予防効果を発揮するように調合されています。
土壌処理剤 対象:シロアリ

ガントナー防蟻防湿シート

製造元:住化エンバイロメンタルサイエンス(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分クロチアニジン
特徴・作用土壌表面シート敷設工法。3層構造。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】一般的な防蟻シートはピレスロイド系(忌避性)が多いですが、本製品はネオニコチノイド系(非忌避性)を採用。シートを齧ろうとしたシロアリを確実にダウンさせ、コロニーの勢力を削ぎます。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★★】住友化学グループの技術が詰まった3層構造シート。環境配慮と施工者の安全性、そして確実な防蟻効果をすべて満たす、ハウスメーカーからの指定も多い最高ランクの予防材です。

土壌処理剤 対象:シロアリ

ターミダンシートL

製造元:エフエムシー・ケミカルズ(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分ビフェントリン
特徴・作用土壌表面シート敷設・コンクリート打設工法。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】市販の薄い防湿シート(ポリフィルム)は、シロアリの強靭なアゴで簡単に食い破られます。ターミダンシートは分厚く、さらに忌避成分が含まれているため、シロアリはシートに近づくことすらできません。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★★】これからの新築住宅における「最強の予防策」。基礎のコンクリートを打つ前に敷き詰めるため、建てた後からは施工できませんが、採用すれば5年ごとの再散布が不要になる画期的な工法です。

木部処理剤 対象:シロアリ

キシラモン トラッド

製造元:大阪ガスケミカル(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分ペルメトリン、テブコナゾール、石油系溶剤 その他
特徴・作用原液使用(油剤)。防腐防蟻。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】防腐・防カビ成分として実績のあるテブコナゾールを配合。市販の塗料では防げない、木材の芯からの「腐朽(腐り)」と「シロアリ食害」を同時に、かつ長期間防ぎます。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★☆】木材保存技術の最高峰ブランド。文化財の保護や、絶対に腐らせてはいけない重要な柱・土台の処理において、その圧倒的な浸透力と保護力が頼りにされます。

木部処理剤 対象:シロアリ

白アリスーパー21

製造元:(株)吉田製油所

✅ 協会認定薬剤
有効成分シラフルオフェン、シプロコナゾール、石油系溶剤 その他
特徴・作用原液使用(油剤)。高浸透。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】市販の水性タイプでは弾かれてしまうような古い木材や、すでに油性塗料が塗られている木材に対しても、プロ用の強力な溶剤が成分を深部まで強引に浸透させます。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★★】現在の主流は「ニオイのない水性」ですが、木材の奥深くまで成分を浸透させる「油剤」の威力は今でも最強です。空き家や、ニオイが気にならない床下環境での確実な駆除において、ベテラン職人が愛用する名作です。

ベイト工法 対象:シロアリ

バイオスAS

製造元:アグリマート(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分成分非公開(IGR系)
特徴・作用維持管理型シロアリ防除システム。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】市販の据え置き型トラップは「シロアリが偶然見つける」のを待つだけですが、バイオスASなどのプロ用ベイトシステムは、シロアリの生態を熟知した専門家が「通り道(蟻道)」を計算してステーションを設置するため、確実な喫食を促します。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★☆】エクステラやファーストラインと並ぶ、プロフェッショナル向けベイト工法の一つ。アグリマート独自のノウハウが詰まっており、環境負荷を気にする施主様への提案に最適です。

木部処理剤 対象:シロアリ

水性白アリスーパーPHI・20WE

製造元:(株)吉田製油所

✅ 協会認定薬剤
有効成分ピリプロール、ヘキサコナゾール、IPBC、乳化剤、溶剤 その他
特徴・作用水20倍希釈。水性乳剤。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】市販の希釈型防虫剤と比較して、有効成分の安定性が高く、長期間にわたって木材内部で防蟻・防腐効果を維持するプロ専用の配合です。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★☆】原液タイプ(ストレート)は便利ですがコストがかさむため、広範囲の散布が必要な新築の予防工事などでは、こちらの「20倍希釈タイプ」が主力として使われます。

木部処理剤 対象:シロアリ

ケミプロ ザモックス20WE

製造元:ケミプロ化成(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分チアメトキサム、シプロコナゾール、IPBC、溶剤、展着剤 その他
特徴・作用水20倍希釈。水性乳剤。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】高い浸透性を持つ展着剤が含まれており、市販の木材保護塗料のように表面で弾かれることなく、木材内部のシロアリの通り道まで成分が届きます。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★☆】性能は本家ザモックスと同じですが、防腐剤の老舗であるケミプロ化成のラインナップとして提供されているため、木材加工業者などからの信頼が厚い製品です。

土壌処理剤 対象:シロアリ

アジェンダMC-S

製造元:住友化学(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分フィプロニル、精製水、溶剤 その他
特徴・作用水100倍希釈。マイクロカプセル製剤。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】市販品にはない「遅効性」と「伝播性」を持ち、カプセルが付着したシロアリが巣に戻ることで、仲間同士で成分を舐め合い(グルーミング)、コロニー全体が死滅します。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★☆】バイエル製「アジェンダMC」と同等の強力な性能を持ちながら、住友化学の流通網で提供される製品。地域によってはこちらを採用する業者が多いです。

土壌処理剤 対象:シロアリ

ハチクサンMC

製造元:バイエルクロップサイエンス(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分イミダクロプリド、水、溶剤 その他
特徴・作用水150倍希釈。マイクロカプセル製剤。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】水和顆粒タイプよりもさらに環境流出リスクを抑えた設計。雨水が流れ込みやすい床下環境でも、カプセルが土壌に留まり確実にシロアリを迎え撃ちます。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★☆】ハチクサンブランドの安定感に、MC製剤の長寿命・安全性を付加したモデル。水辺に近い住宅など、環境への配慮が特に求められる現場で選ばれます。

土壌処理剤 対象:シロアリ

タケロックSC400土壌用

製造元:大阪ガスケミカル(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分クロチアニジン、水、界面活性剤 その他
特徴・作用水400倍希釈。超高希釈タイプ。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】市販の殺虫剤を400倍に薄めると効果がなくなりますが、プロ用のSC製剤は有効成分の純度と土壌定着力が極めて高いため、薄めても5年間の確実なバリアを形成します。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★☆】MC(マイクロカプセル)版のタケロックと双璧をなす製品。乾燥した土壌に対して、大量の水(400倍希釈液)とともに深く成分を浸透させたい現場で重宝されます。

土壌処理剤 対象:シロアリ

フマキラー バクトップ MC

製造元:フマキラー(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分フェノブカルブ、精製水、溶剤 その他
特徴・作用水20倍希釈。マイクロカプセル製剤。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】市販のエアゾール等とは全く異なる、床下土壌に強固な防蟻層を作るための専用剤です。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★☆☆】フマキラーのプロフェッショナル向けラインナップ。品質は住友化学製と同等であり、優れたバリア効果を発揮します。

土壌処理剤 対象:シロアリ

バクトップMC 「SES」

製造元:住化エンバイロメンタルサイエンス(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分フェノブカルブ、精製水、溶剤 その他
特徴・作用水20倍希釈。マイクロカプセル製剤。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】分解が早いカーバメート系を5年間持続させるためのマイクロカプセル技術は、市販品では実現不可能なコストと技術が投入されています。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★☆☆】長年の実績を持つフェノブカルブのMC製剤。土壌への残効性が高く、特定の土質でも安定した効果を発揮するため、地域によって根強い支持があります。

土壌処理剤 対象:シロアリ

フマキラー ホルサー乳剤

製造元:フマキラー(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分ペルメトリン、MGK264、溶剤、界面活性剤
特徴・作用水40倍希釈。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】一般家庭向けの殺虫剤で有名なフマキラーですが、本製品は認定業者にのみ販売される高濃度の業務用水性乳剤です。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★☆☆】知名度抜群のフマキラーブランドで展開されるプロ用防除剤。施主様に対してメーカーの知名度で安心感を持ってもらいやすいという独自のメリットがあります。

土壌処理剤 対象:シロアリ

ホルサー乳剤「SES」

製造元:住化エンバイロメンタルサイエンス(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分ペルメトリン、MGK264、溶剤、界面活性剤
特徴・作用水40倍希釈。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】市販のピレスロイドとは異なり、土壌定着性を極限まで高めたプロ仕様の界面活性剤が使われています。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★☆☆】信頼の住友化学ブランド。流通経路によるラベルの違いであり、性能は純正ホルサー乳剤と全く同じ、確実な忌避バリアを形成します。

土壌処理剤 対象:シロアリ

ガントナー防蟻防湿シート

製造元:住化エンバイロメンタルサイエンス(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分クロチアニジン
特徴・作用土壌表面シート敷設工法。3層構造。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】シートの間に防蟻成分をサンドイッチする「3層構造」のため、表面に薬剤が露出しておらず、職人が素手で触っても安全なほど高度な技術で作られています。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★★】ピレスロイド系(忌避性)のシートが多い中、ネオニコチノイド系(非忌避性)を採用した珍しい防蟻シート。シートに触れたシロアリを確実にダウンさせる防護壁として機能します。

土壌処理剤 対象:シロアリ

コシイ ターミダンシート

製造元:(株)コシイプレザービング

✅ 協会認定薬剤
有効成分ビフェントリン
特徴・作用土壌表面シート敷設工法。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】ホームセンターの防湿シートはシロアリの強靭なアゴで簡単に貫通されますが、本シートはシロアリが嫌がる成分が練り込まれており、齧られた瞬間にシロアリを撃退します。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★★】木材保存のパイオニアであるコシイプレザービングの防蟻シート。新築時のシロアリ対策としては現在最もクリーンで安全な手法であり、長期優良住宅などでの採用実績が非常に豊富です。

土壌処理剤 対象:シロアリ

新クリーンバリヤ

製造元:(株)日本衛生センター

✅ 協会認定薬剤
有効成分イミダクロプリド、クロルフェナピル
特徴・作用皮膜形成工法。防湿・防蟻の二重効果。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】市販の液体薬剤は土に染み込んで終わりですが、この工法は床下の土の表面を「防蟻成分入りのコーティング層」で完全にフタをしてしまうため、物理的にも化学的にもシロアリの突破を許しません。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★★】ただの防蟻だけでなく、床下の「防湿・防カビ・土埃対策」を兼ね備えた最高峰の工法。薬剤散布に抵抗がある施主や、土間床で湿気がひどい家屋に提案できる非常に付加価値の高いサービスです。

木部処理剤 対象:シロアリ

水性白アリスーパーPHI オレンジ

製造元:(株)吉田製油所

✅ 協会認定薬剤
有効成分ピリプロール、ヘキサコナゾール、IPBC、水、乳化剤 その他(着色剤)
特徴・作用原液使用。オレンジ着色タイプ。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】市販のクリア塗料では「どこまで塗ったか」が分かりませんが、プロの現場では確実な防除証明と施工漏れ防止のため、あえて色付きの薬剤で木材をマーキングする技術が使われます。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★☆】性能はPHIと同等ですが、新築現場など「防蟻処理をした証拠」を大工や施主へ明確に提示したい場合に重宝されます。確実な仕事を目に見える形で残せるのが強みです。

木部処理剤 対象:シロアリ

水性白アリスーパーPHI

製造元:(株)吉田製油所

✅ 協会認定薬剤
有効成分ピリプロール、ヘキサコナゾール、IPBC、水、乳化剤 その他
特徴・作用原液使用(希釈不要)。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】市販のストレートタイプは成分が薄いことが多いですが、本製品はプロ用の高濃度成分がそのまま絶妙なバランスで調合されており、強力な伝播力で巣の中まで攻撃します。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★☆】「希釈の手間」と「水質による成分変化」のリスクを排除した原液タイプ。すでに木材内部でイエシロアリが活動しているような重症現場で、確実な効果を叩き出したい時に使用されます。

木部処理剤 対象:シロアリ

木部用ガントナーMC

製造元:住化エンバイロメンタルサイエンス(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分クロチアニジン、ヘキサコナゾール、水、溶剤 その他
特徴・作用水20倍希釈。マイクロカプセル製剤。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】市販品は蒸発・劣化が早いですが、本製品はミクロのカプセルが木材表面に定着し、シロアリが齧った瞬間にカプセルが弾けて成分を放出するスマートな仕組みを持っています。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★★】木部への定着性と長寿命化を追求した最先端の薬剤。防カビ・防腐効果の高いヘキサコナゾールも配合されており、湿潤な床下木材を強力に保護します。

木部処理剤 対象:シロアリ

ザモックス20WE

製造元:シンジェンタジャパン(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分チアメトキサム、シプロコナゾール、IPBC、溶剤、展着剤 その他
特徴・作用水20倍希釈。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】有効成分を木材の繊維の奥深くまで届けるための「展着剤」がプロ仕様であり、表面だけに留まる市販の木材保護塗料とは根本的な防護力が異なります。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★☆】世界的な農薬メーカーであるシンジェンタの定番木部処理剤。バランスの取れた性能と高い安全性で、多くの防除業者が標準の木部処理剤として採用しています。

土壌処理剤 対象:シロアリ

シロネン乳剤F

製造元:大日本除虫菊(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分シラフルオフェン、水、界面活性剤 その他
特徴・作用水100倍希釈。低魚毒性。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】市販のピレスロイド系殺虫剤を池や川の近くで撒くのは厳禁ですが、本製品は特殊な分子構造(シラン系)により、水生生物への影響を最小限に抑えるプロ独自の技術が使われています。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★☆☆】「KINCHO」で有名な大日本除虫菊が誇るシロアリ防除剤。敷地内に池がある家屋や、絶対に家の中にシロアリを入れたくない(忌避バリアを張りたい)現場で選ばれます。

土壌処理剤 対象:シロアリ

白アリスーパー土壌用 SC50

製造元:(株)吉田製油所

✅ 協会認定薬剤
有効成分ピリプロール、アセタミプリド、水、溶剤 その他
特徴・作用水50倍希釈。ハイブリッド処方。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】単一成分の市販品を使い続けるとシロアリに「薬剤抵抗性」が生まれますが、本製品は異なる2つの作用で攻撃するため、抵抗性を持つ隙を与えません。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★☆】老舗メーカーである吉田製油所のフラッグシップ土壌剤。確実な伝播力を持つピリプロールをベースにしており、駆除目的での床下土壌散布に強い威力を発揮します。

土壌処理剤 対象:シロアリ

ハチクサンFL

製造元:バイエルクロップサイエンス(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分イミダクロプリド、水、溶剤 その他
特徴・作用水200倍希釈。フロアブル製剤。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】粉末系の市販薬では均一に混ざらないことがありますが、FL製剤は水に瞬時に均一に溶け込むため、土壌の隅々までムラなく薬剤のバリアを行き渡らせることができます。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★☆】ハチクサン水和顆粒の「液状バージョン」。現場での計量や希釈がスピーディーに行えるため、作業効率を重視する施工店で広く使われています。ドミノ効果は健在です。

土壌処理剤 対象:シロアリ

アジェンダMC

製造元:バイエルクロップサイエンス(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分フィプロニル、精製水、溶剤 その他
特徴・作用水100倍希釈。マイクロカプセル製剤。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】市販の殺虫剤(むき出しの成分)と違い、カプセルがシロアリの体に付着して巣の奥深くまで運ばれるため、より確実なコロニー根絶が可能です。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★☆】あの「ターミドール」と同じフィプロニルを安全に使えるようMC化した名作。強力な駆除力を保ちつつ、施主や施工者への安全配慮を一段階引き上げた薬剤です。

ベイト工法 対象:シロアリ

サブステック

製造元:住化エンバイロメンタルサイエンス(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分ビストリフルロン
特徴・作用維持管理型シロアリ防除システム。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】日本のシロアリ(ヤマト・イエ)の生態と嗜好性を徹底的に研究して開発された誘引基材を使用しているため、市販品に見られる「素通りされて食べられない」という失敗がほとんどありません。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★☆】国産の信頼できるベイトシステム。特にイエシロアリの巨大なコロニーに対して、劇的な効果を発揮します。施工時の臭いも音も出ないため、ご近所に内緒で駆除を進めたい方にも選ばれています。

ベイト工法 対象:シロアリ

ファーストライン

製造元:エフエムシー・ケミカルズ(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分クロルフルアズロン
特徴・作用維持管理型シロアリ防除システム。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】雨水や土壌バクテリアによる腐敗を防ぐ特殊な構造のステーションを使用しており、市販の紙製・プラスチック製の置き型トラップとは耐久性と誘引力が全く異なります。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★☆】世界中で実績のあるベイト工法の一つ。建物の外周(庭など)に埋設するだけで家屋を守れるため、建物を一切傷つけずにシロアリ対策ができる点が最大のメリットです。

ベイト工法 対象:シロアリ

エクステラ

製造元:エンシステックス・ジャパン(有)

✅ 協会認定薬剤
有効成分クロルフルアズロン
特徴・作用維持管理型シロアリ防除システム。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】市販の「置き型駆除剤」は容量が少なく、巣を根絶する前に食い尽くされて失敗することが多いですが、プロ用システムは業者の定期点検と薬剤補充により、100万匹規模の巣でも確実に死滅させます。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★★】床下に入れない構造の家や、アレルギー体質の方がいる住宅での「最終兵器」。薬剤を撒かない究極の安全工法ですが、定期点検(ランニングコスト)が必要になるため、業者との長期的な信頼関係が不可欠です。

土壌処理剤 対象:シロアリ

ターミダンシートL

製造元:エフエムシー・ケミカルズ(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分ビフェントリン(防蟻シート)
特徴・作用土壌表面シート敷設・コンクリート打設工法。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】市販の防湿シート(ただのビニール)はシロアリに簡単に食い破られますが、防蟻シートは特殊樹脂とピレスロイド成分により、シロアリがシートを齧ることを完全に防ぎます。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★★】新築時の「ベタ基礎」の下に敷き詰める最強の予防策。薬剤散布を伴わないため、最もクリーンで確実な防蟻工法として、現在多くの優良ハウスメーカーで標準採用されています。

木部処理剤 対象:シロアリ

ネクサス20WE

製造元:(株)アグリマート

✅ 協会認定薬剤
有効成分ピリプロール、ヘキサコナゾール
特徴・作用水20倍希釈。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】木材に侵入した少数のシロアリが成分に触れるだけで、その成分を巣に持ち帰り、市販品では届かない地中のコロニーまで連鎖的に死滅させる能力を持っています。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★☆】すでに木材への食害(被害)が進行している家屋における「駆除」を目的とした木部処理に最適。強力な伝播力で、見えない壁の中のシロアリも逃しません。

木部処理剤 対象:シロアリ

ガントナー20EC

製造元:住化エンバイロメンタルサイエンス(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分クロチアニジン、ヘキサコナゾール
特徴・作用水20倍希釈。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】市販の防虫防腐剤は有効成分の濃度が低く設定されていますが、ガントナーは高濃度の成分を水で20倍に希釈して使うため、コストパフォーマンスと浸透力が格段に違います。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★☆】住友化学グループの技術力を結集した総合木部処理剤。防腐成分としてヘキサコナゾールを採用しており、特にカビや木材腐朽菌に対する抑制効果に定評があります。

木部処理剤 対象:シロアリ

タケロックSP20W

製造元:大阪ガスケミカル(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分クロチアニジン、プロピコナゾール
特徴・作用水20倍希釈。アクリルシリコン系。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】塗布した後にシリコン樹脂が木材表面にミクロの保護膜を形成するため、床下の結露や漏水が発生しても、市販品のように成分が流れ落ちてしまうことがありません。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★★】浴室の下や、床下浸水のリスクがある家屋に対して最強の木部処理剤。シリコン技術による成分の定着力は、他の薬剤の追随を許しません。

木部処理剤 対象:シロアリ

ケミプロシロネン 木部用水性乳剤

製造元:ケミプロ化成(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分シラフルオフェン、シプロコナゾール
特徴・作用水20倍希釈。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】市販の防腐剤よりも強力な木材防腐成分(シプロコナゾール)を配合しており、シロアリだけでなく「腐り」による家の倒壊リスクも同時に防ぎます。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★☆】シラン系ピレスロイドの安定した防蟻効果。長年の実績があり、新築時の防蟻処理からリフォーム時の予防まで、幅広く使われる信頼のブランドです。

木部処理剤 対象:シロアリ

アクアアリゾールTC

製造元:大日本木材防腐(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分チアメトキサム、シプロコナゾール
特徴・作用水18倍希釈。水性クリアタイプ。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】ホームセンターの木材保護塗料は表面に塗膜を作るだけですが、本製品はプロ用の界面活性技術により木材の深部まで有効成分が「浸透」し、内部からの食害や腐朽を阻止します。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★☆】既存住宅の床下施工において非常に扱いやすい水性木部処理剤。防腐性能も高いため、湿気の多い日本の床下環境に最適です。

土壌処理剤 対象:シロアリ

バクトップ MC

製造元:住友化学(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分フェノブカルブ
特徴・作用水20倍希釈。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】カーバメート系は分解が早いため市販品には不向きですが、プロ用のマイクロカプセル技術により、5年という長期の耐久性を実現しています。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★☆☆】かつて一世を風靡した薬剤の進化版。ネオニコチノイド系の台頭により使用頻度は減りましたが、特定の環境下での実績と信頼性を重んじるベテラン業者に支持されています。

土壌処理剤 対象:シロアリ

ホルサー乳剤

製造元:住友化学(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分ペルメトリン
特徴・作用水40倍希釈。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】市販のスプレーにもピレスロイド系は使われますが、プロ用は土壌への定着性を高めるための特殊な界面活性剤が配合されており、雨水による流出を防ぐよう設計されています。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★☆☆】現在主流の「非忌避性(ドミノ効果)」ではなく、「忌避性(バリア)」で家を守る古典的かつ確実な薬剤。絶対にシロアリを敷地内に入れたくない場合のバリア処理として現在でも根強い人気があります。

土壌処理剤 対象:シロアリ

オールサイドSC

製造元:三井化学アグロ(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分ブロフラニリド
特徴・作用水400倍希釈。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】既存のどの殺虫剤とも異なる最新の成分を使用しているため、過去の市販薬散布によって生じた「薬剤抵抗性シロアリ」に対しても一網打尽にする力があります。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★★】アルトリセットに次ぐ、最新の安全・強力な薬剤。今後のシロアリ業界の主流を担うポテンシャルを持続しており、環境志向の強い優良業者がいち早く導入を進めています。

土壌処理剤 対象:シロアリ

ステルスSC

製造元:住化エンバイロメンタルサイエンス(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分クロルフェナピル
特徴・作用水200倍希釈。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】市販の神経作用型殺虫剤とは全く異なるアプローチで殺虫するため、市販薬を撒きすぎて警戒心が強くなったシロアリの群れに対しても確実な駆除効果を発揮します。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★☆】神経毒ではないため、非常にユニークな立ち位置の薬剤。ドミノ効果も高く、特に建物の基礎周りや外周処理において、他の薬剤と組み合わせて使用するプロが多い製品です。

土壌処理剤 対象:シロアリ

アルトリセット200SC

製造元:シンジェンタジャパン(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分クロラントラニリプロール
特徴・作用水400倍希釈。普通物指定。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】市販品には絶対に配合されない最新の特許成分です。化学物質過敏症の方や、室内ペットを飼っている家庭でも安心して使用できる「安全性」に特化したプロ専用薬剤です。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★★】施主への「安全性のアピール」において右に出るものはいません。散布後数時間でシロアリは木を齧れなくなり、その後数週間かけて餓死と伝播を繰り返します。これからの時代のスタンダードになるべき薬剤です。

土壌処理剤 対象:シロアリ

ネクサスSC

製造元:(株)アグリマート

✅ 協会認定薬剤
有効成分ピリプロール、アセタミプリド
特徴・作用水50倍希釈。複合成分による相乗効果。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】作用機序の異なる2つの成分(神経伝達を阻害するピリプロールとアセタミプリド)を配合することで、薬剤抵抗性を持った個体にも確実な効果を発揮するプロ専用の処方です。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★☆】強力な殺虫力と伝播力を持ちながら、フィプロニルほどの強い環境負荷を持たない絶妙なバランスの薬剤。イエシロアリ対策として西日本を中心に評価が高い製品です。

土壌処理剤 対象:シロアリ

ターミドールHE

製造元:BASFジャパン(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分フィプロニル
特徴・作用水300倍希釈。ポリマー技術による土壌への高吸着性。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】市販の殺虫剤とは次元の違う致死効果と伝播力(トランスファー効果)を持ちます。市販品が「見えている虫を殺す」のに対し、ターミドールは「見えない数百万匹の巣を数週間で根絶」します。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★☆】すでに甚大な被害が出ている現場や、イエシロアリの巨大コロニーを確実に仕留めたい場合の「切り札」。ただし、扱いが難しく、土壌への均一な散布技術が求められるため、業者の腕が試される薬剤でもあります。

土壌処理剤 対象:シロアリ

TMカウンター

製造元:日本化薬(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分イミダクロプリド
特徴・作用水800倍希釈。高希釈倍率で経済的。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】高希釈(800倍)でも効果を発揮する独自の製剤技術により、大量の薬液を均一に土壌へ浸透させることが可能。市販の原液散布タイプとは浸透の深さが異なります。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★☆】大手化学メーカーが誇る安定した品質。800倍という希釈倍率は、大量の水を撒くことになるため、乾燥した土壌への浸透処理において非常に高いパフォーマンスを発揮します。

土壌処理剤 対象:シロアリ

タケロック MC50 スーパー

製造元:大阪ガスケミカル(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分クロチアニジン
特徴・作用水50倍希釈。マイクロカプセル製剤。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】市販の液剤とは異なり、プロ用のMC製剤はカプセルが成分を徐々に放出するため、床下の過酷な環境でも5年間の確実な持続力を担保します。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★★】土壌処理において「持続性」と「安全性」を両立させた傑作。土壌のアルカリ性が強い現場でも成分が分解されにくいため、クレーム防止の観点から多くの業者が愛用しています。

土壌処理剤 対象:シロアリ

ミケブロック

製造元:三井化学アグロ(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分ジノテフラン
特徴・作用水100倍希釈。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】市販品は雨水や土壌のアルカリ成分ですぐに分解されますが、ミケブロックは土壌吸着性が高く、長期間にわたり床下のバリアを維持します。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★☆】ハチクサンと並ぶネオニコチノイド系の代表格。即効性に優れており、群飛時(羽アリ発生時)の緊急対応など、スピーディーな処理が求められる現場で重宝されます。

土壌処理剤 対象:シロアリ

ハチクサン水和顆粒

製造元:バイエルクロップサイエンス(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分イミダクロプリド
特徴・作用水700倍希釈。粉立ちの少ない顆粒タイプ。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】市販のスプレー剤は「忌避性(遠ざけるだけ)」が強い成分が主ですが、本剤は「非忌避性」のため、シロアリが警戒せずに薬剤を巣へ持ち帰り、コロニー全体を壊滅させます。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★★】現在のシロアリ防除における第一選択肢の一つ。ニオイが全くなく、水和顆粒のため現場での計量・希釈が容易。予防施工から駆除まで安定したパフォーマンスを発揮する優等生的な薬剤です。

ベイト工法 対象:シロアリ

エクステラ

製造元:エンシステックス・ジャパン(有)

✅ 協会認定薬剤
有効成分クロルフルアズロン(キチン合成阻害剤)
特徴・作用維持管理型シロアリ防除システム

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】市販の「置き型シロアリ駆除剤」は容量が少なく、巣を根絶する前に食い尽くされて失敗することが多いですが、プロ用システムは定期的なモニタリングとベイト剤の補充により、100万匹規模の巣でも確実に死滅させます。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★★】床下に入れない構造の家や、アレルギー体質の方がいる住宅での「最終兵器」。薬剤を撒かない究極の安全工法ですが、定期的な点検作業(ランニングコスト)が必要になるため、業者との長期的な信頼関係が不可欠です。

木部処理剤 対象:シロアリ

アクアアリゾールTC

製造元:大日本木材防腐(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分チアメトキサム、シプロコナゾール、IPBC、水、溶剤 その他
特徴・作用希釈倍率:水18倍。水性クリアタイプ。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】ホームセンターの木材保護塗料は表面に塗膜を作るだけですが、本製品はプロ用の界面活性技術により木材の深部まで有効成分が「浸透」し、内部からの食害や腐朽を阻止します。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★☆】既存住宅の床下施工において非常に扱いやすい水性木部処理剤。チアメトキサムの優れた防蟻効果に加え、木材腐朽菌に対する防腐性能も高いため、湿気の多い日本の床下環境に最適です。

土壌処理剤 対象:シロアリ

アルトリセット200SC

製造元:シンジェンタジャパン(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分クロラントラニリプロール、水、乳化剤 その他
特徴・作用希釈倍率:水400倍。普通物指定。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】市販品には絶対に配合されない最新の特許成分です。化学物質過敏症の方や、室内ペットを飼っている家庭でも安心して使用できる「安全性」に特化したプロ専用薬剤です。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★★】施主への「安全性のアピール」において右に出るものはいません。散布後数時間でシロアリは木を齧れなくなり、その後数週間かけて餓死と伝播を繰り返します。これからの時代のスタンダードになるべき薬剤です。

土壌処理剤 対象:シロアリ

ターミドールHE

製造元:BASFジャパン(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分フィプロニル、水、ポリマー その他
特徴・作用希釈倍率:水300倍。ポリマー技術による土壌への高吸着性。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】市販の殺虫剤とは次元の違う致死効果と伝播力(トランスファー効果)を持ちます。市販品が「見えている虫を殺す」のに対し、ターミドールは「見えない数百万匹の巣を数週間で根絶」します。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★☆】すでに甚大な被害が出ている現場や、イエシロアリの巨大コロニーを確実に仕留めたい場合の「切り札」。ただし、扱いが難しく、土壌への均一な散布技術が求められるため、業者の腕が試される薬剤でもあります。

土壌処理剤 対象:シロアリ

タケロック MC50 スーパー

製造元:大阪ガスケミカル(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分クロチアニジン、精製水、溶剤 その他
特徴・作用希釈倍率:水50倍。マイクロカプセル製剤。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】市販品は雨水や土壌のアルカリ成分ですぐに分解・流出しますが、プロ用のMC製剤はカプセルが成分を保護するため、床下の過酷な環境でも5年間の確実な持続力を担保します。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★★】土壌処理において「持続性」と「安全性」を両立させた傑作。特に床下浸水のリスクがある地域や、土壌のアルカリ性が強い現場でも成分が分解されにくいため、クレーム防止の観点から多くの業者が愛用しています。

土壌処理剤 対象:シロアリ

ハチクサン水和顆粒

製造元:バイエルクロップサイエンス(株)

✅ 協会認定薬剤
有効成分イミダクロプリド、分散・安定化剤
特徴・作用希釈倍率:水700倍。粉立ちの少ない顆粒タイプ。

⚖️ プロ用と市販品の決定的な違い

【市販品との違い】市販のスプレー剤は「忌避性(シロアリを遠ざけるだけ)」が強いピレスロイド系が主ですが、本剤は「非忌避性」のため、シロアリが警戒せずに薬剤を巣へ持ち帰り、コロニー全体を壊滅させます。

💡 専門家による性能評価

【専門家評価:★★★★★】現在のシロアリ防除における第一選択肢の一つ。ニオイが全くなく、水和顆粒のため現場での計量・希釈が容易。予防施工から駆除まで安定したパフォーマンスを発揮する優等生的な薬剤です。

ENCYCLOPEDIA Q&A

薬剤と人体への影響:事典編纂委員会による回答

Q

新生児がいるので薬剤が心配です。天然成分(ヒバ等)なら安心でしょうか?

A

「天然=100%安全」とは限りませんが、心理的な安心感は重要です。ヒバ油などの天然成分は忌避効果(寄せ付けない力)はありますが、シロアリを絶滅させる力や持続力は合成薬剤に劣ります。当辞典では、安全性が証明された「認定薬剤」を正しく、最小限使用するプロの施工を推奨しています。

Q

「世界で一番安全な薬剤」というものは存在しますか?

A

厳密には存在しません。食塩や砂糖でも過剰摂取すれば毒になるように、薬剤も「量と使用法」が全てです。当辞典に掲載している「協会認定薬剤」は、普通物(毒劇物ではない)かつ、食塩に近い低毒性のものが主流です。正しく施工される限り、日常生活におけるリスクは極めて低いと言えます。

Q

施工後2週間ほどで家族に咳が出始めました。薬剤のせいでしょうか?

A

まずは速やかに医師の診察を受けてください。現代の薬剤は揮発しにくい(蒸発しない)設計ですが、アレルギーや化学物質過敏症の可能性も否定できません。原因が特定できない場合は、床下の換気状態をチェックし、必要であれば空気質測定を行うことを推奨します。

Q

「ホウ酸」による防除は、通常の薬剤と比べてどう違いますか?

A

ホウ酸は揮発しないため空気を汚さず、効果が半永久的に持続するのが最大のメリットです。ただし、水に溶けやすいため「雨漏り」や「浸水」がある場所には不向きです。床下環境や家の構造によって、液剤とホウ酸を使い分けるのがプロの判断です。

Q

保証対象が「ヤマトシロアリ」のみ。イエシロアリが出たらどうなりますか?

A

イエシロアリは加害スピードが早く、広範囲に被害が及ぶため、通常の「ヤマト専用契約」ではカバーできない場合があります。お住まいの地域がイエシロアリ生息域(主に関東以西の沿岸部)であるなら、多少費用が上がっても「イエシロアリ特約」を含めた契約を結ぶべきです。

Q

新築時の防蟻処理。薬剤が「無色透明」で、本当に塗ったか不安です。

A

現在、建築現場では意匠(見た目)を損なわないよう、あえて無色の薬剤を使うことが増えています。しかし、プロは「着色剤」を混ぜて施工箇所を可視化するのが一般的です。不安な場合は、施工会社から「施工報告書(写真付き)」を必ず受け取り、薬剤名を確認してください。

Q

気密性が高く、空気を循環させるタイプの家での防蟻はどうすべき?

A

室内に空気が循環する構造の場合、より厳格な低VOC(揮発性有機化合物)薬剤、またはホウ酸による処理が推奨されます。建築基準法のF☆☆☆☆(フォースター)基準をクリアしていることはもちろん、施工後の換気計画を建築士と共有しておくことが重要です。

Q

見積書に「劇物」の文字が。安くても避けたほうがいいですか?

A

現代の住宅防除において「劇物」指定の薬剤を使うことは稀です。多くは「普通物」で十分な効果が得られます。劇物は扱いが難しく、居住者への配慮もより厳格に求められるため、特別な理由がない限りは、低毒性の「普通物」を採用している業者を選ぶのが賢明です。

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本データベースは、ユーザーを救う「シロアリトラブル大辞典」として、公開情報を元に実務家が編纂したものです。私たちは情報の正確性に最善を尽くしておりますが、化学・薬学の「絶対的な知見」を有する立場ではありません。

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