ムカデ
分類:その他害虫
この害虫の特徴と被害
ムカデは、その見た目の不快感だけでなく、強力な毒と攻撃性を持つため、家庭内で最も恐れられる害虫の一つです。夜行性で、餌となる昆虫を求めて床下の隙間や壁のわずかな隙間から屋内に侵入します。神奈川県内(大和市周辺)の緑が多い地域や、築年数の経ったお住まいでは特に注意が必要です。
主な被害とリスク
- 激痛を伴う咬傷: 噛まれると激しい痛み、腫れ、痒みが長時間続きます。稀にアナフィラキシーショックを引き起こす危険性もあります。
- 精神的な不安: 「いつどこから出てくるか分からない」という恐怖は、小さなお子様や高齢者のいるご家庭にとって深刻なストレスになります。
- 湿気を好む性質: 床下の湿気が多い環境や、庭に置かれた石・枯葉の裏などを好んで生息します。
リフォーム時の対策ポイント
ムカデ対策の基本は「侵入経路の完全封鎖」です。リフォームによって物理的に入り込めない住まいを作ります。
① 床下・壁の隙間の完全封鎖
ムカデはわずか数ミリの隙間からも侵入します。リフォーム時には、床下の配管貫通部、基礎のクラック(ひび割れ)、窓サッシの立て付け、玄関ドアの隙間などを徹底的に調査し、シーリング材や専用の防虫パテで隙間を一つずつ埋めていきます。
② 床下の防湿・クリーン化
ムカデが好む湿気を抑えるため、床下に防湿シートを敷き込み、その上に調湿材を散布する、あるいはベタ基礎へ改修するなどの対策が有効です。餌となる他の虫が寄り付かない環境を作ることも、ムカデを遠ざけることに繋がります。
③ 外構リフォームによるバリア形成
家の周囲に「砂利を敷く」「雑草を徹底的に排除する」といった外構リフォームも効果的です。また、基礎の立ち上がりにムカデが登りにくくなる特殊な防虫返しを設置することで、外部からの侵入をより強固に防ぎます。